この春から始まった朝ドラに関連する本です。
この本は私が13才の頃に小学校の担任の先生だった方にもらいました。
人生の長いトンネルを歩き始めた私に、先生がプレゼントしてくれました。
当時は、この本を読んでもあまりピンとこなかったのですが、今まで事ある毎に本棚から取り出し、ペラペラと読んでいます。
大学の時、友人にこの本の事を言うと、『この本は表現が大袈裟だ』と言われました。
その頃、この本にあまり深い思い入れはなかったのですが、小学校の先生と私の思い出をバカにされた気がして、友人に腹が立ちました。
今、朝ドラでこの本の翻訳をした方の話がやっています。
主題歌は私の地元出身の女性歌手さんで、小学校の時の先生が以前話題にしていました。
その歌手さんの歌とこの本の物語と翻訳家さんの人生が胸に響きます。
小学校の時の先生は今も私を応援して下さっていて、展覧会やイベントがあるといつも駆けつけてくれます。
正直、私は学校と言うものが好きではなかったのですが、その先生に出会えた事はとても運が良かったと思っています。
孤児院に居たアンは学校の先生になります。
私も一時期は学校の先生になろうと思った事がありましたが、先生ではなく自由に絵が描ける方を強く望みました。
アンもモンゴメリも翻訳の村岡花子さんも地元の歌手さんも、自分の本当に望む事に一生懸命だと思いました。
絵を描くようになって、私は自分でいろんな事を選ぶ事に自信も付いてきました。
人に良いよと勧めてもらっても、自分が良いと思わないとそれを良しとしないし、今流行ってるから行こうとあるお店に誘われても心がハイと言わないと行きません。
そのかわり、自分の心が本当に良いと感じたモノにはとことん関わります。
そういう性格が良いのか悪いのかはきっと死んだ時に閻魔さんにいろいろご説明を受けることだと思うので、自分で自分を分析する事はせずに行こうと思います。
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