前に、学生時代に描いた絵を解体しました。
その時に絵の具の部分だけを写真に撮りました。
これは、めちゃくちゃいろんな油絵用オイルを混ぜたりして垂らして作った画面で、解体する時も定着が悪くて、手が汚れました。
学生の時、私的には遅ればせながら印象派ブームがやってきて、大学の図書館でモネの画集をよく見ていました。
移ろいゆく光をキャンバスに乗せようとしたモネの途方もない仕事に恐れおののきました。
『印象派って、まあ綺麗だわ』
とよく聞きますが、恐ろしいくらいに追いかける眼で自然を観ていたモネは、自然を綺麗と思っていたんだろうか・・・?とよく図書館で思っていました。
絵を見る人が100人いたら、100通りの解釈があります。
『これが名画の見方です!』なんていう事を教えられても、クソクラエと言った感じです。
でも、密かに私は世界中の人が気軽に美術館やギャラリーに足を運ぶようになれば良いなと思っています。
その為に、絵を描いているのだと思います。
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